本NPO法人は、人権尊重、適正手続(デュー・プロセス)及び少年の健全育成の実現の視点から、国内外の刑法、刑事訴訟法、刑事政策及び少年法(以下刑事法と総称する。)に関する研究及び教育に関わる事業、刑事法の研究及び教育の推進・奨励に関わる事業、刑事法に関する実態及び意識についての調査研究事業、情報収集及び提供事業を行い、広く刑事法における人権尊重、適正手続及び少年の健全育成の趣旨、内容を広めることを目的としています。


ぜひ、本NPO法人の設立趣旨と活動内容にご賛同いただき、会員になっていただくようお願いいたします。
 
2023/11/1
第11回講演会のお知らせ

近時、再犯率の上昇に伴う再犯防止策の提示(第2次再犯防止推進計画)や裁判員制度下での受刑者処遇への関心の高まりを受け、刑務所における処遇のあり方やその前後の施策(いわゆる「入口支援」「出口支援」)の検討が進んでいます。
ただし、この問題は、裁判〜受刑〜出所という時間的にも空間的にも幅の広い問題であり、到底短時間では論じられません。そこで、今回は、主に「出口支援」に焦点を当てることとしました。講演会では、更生保護の理念や歴史的経緯の解説、そして、生活再建支援の実践について広く知ってもらうために、支援活動に携わる方々にお話をうかがい、その実情と課題について考えます。

■日時:2023年12月10日(日)
 12:30開場、13:00開演(終了17:00予定)
 ※参加無料・要予約・定員制限有り
  会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催
■会場:株式会社TKC 東京本社2階

 〒162-0824 東京都新宿区揚場町2−1 軽子坂MNビル
 地下鉄・飯田橋駅 B4b出口すぐ、JR飯田橋駅より徒歩5分

■内容(予定):
第1部 2023年度「守屋賞・守屋研究奨励賞」表彰式
第2部 
講演会「受刑者の出所後支援を考える――社会参加と再犯防止」
  司会:金澤真理 理事(大阪公立大学)
1.講演「更生保護をめぐる理念の変容と課題
      ――福祉との連携における出口支援を中心に」
  土井政和理事(九州大学名誉教授)
2.刑務所を出所した人のくらしを支える方々に聞く
  「刑事施設出所者の生活再建支援の実践」
  又野信也氏(保護司)
  西原実氏(保護観察官)ほか1名を予定
  金澤真理 理事(司会)
3.コメント「自律的な生活再建を支える専門家の役割」
 ◎刑事政策的・比較法的観点から 安田恵美氏(國學院大学)
 ◎社会福祉的観点から 篠崎ひかる氏(立教大学)
4.質疑応答
5.総括 金澤真理 理事

※1 ERCJ会員の方には、12月初めに事務局より「Zoomウェビナー招待状」をお送りします。オンライン参加の方は、そのメールに記載のURLから視聴手続を行ってください。
※2 ERCJ会員・関係者以外で講演会に参加希望の方は、(1) お名前、(2) 会場参加・オンライン参加のどちらを希望か、(3) 何で講演会を知ったのかをご記入のうえ、12月5日(火)くらいまでにメールにて事務局(ercj@ercj.org)までお申込みください。会場・オンラインとも定員に余裕があれば参加いただけます。


2023/6/1
2023年度守屋賞について

2023年度の「守屋賞」「守屋研究奨励賞」の募集を開始しました。
詳細はこちら


 
 
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