ERCJ選書

ERCJ選書は、わが国の刑事司法や少年司法の時宜的なテーマに関する研究やこれらの分野に関わってこられた実務家、研究者及び市民の方々のドキュメンタリーを、ハンディな読み物として読者に提示しようという目的で企画しました。
なお、ERCJ会員の方には当法人より1冊お贈りいたします。


ERCJ選書5『創意――事実と道理に即して 刑事弁護60年余』
 
石川元也(著)、岩田研二郎・斉藤豊治(インタビュアー)、発売:日本評論社、2020年、価格1,650円(本体1,500円)
日本評論社 Amazon
【正誤表】

関西の地で60年を越える石川氏の弁護活動において、松川事件をはじめとする戦後の重要な刑事事件や冤罪事件など、自身が関わった刑事弁護活動や刑事司法問題への取組みと展望などを語っていただきました。インタビュアーは、石川氏の盟友である岩田弁護士、当法人の斉藤理事が務めています。戦後司法史の生き証人であり、米寿にしてなお弁護の第一線に立つ石川氏。戦後刑事司法の歴史とともに石川氏の弁護活動の足跡が綴られています。

『創意』目次
第1章 今もなお、現役の弁護団員として――日野町事件再審開始決定
第2章 生い立ちと弁護士となるまで
第3章 弁護士登録当時の大阪の状況と弁護活動――水を得た魚の如く
第4章 公安事件(松川事件、吹田事件、宮原操車場事件ほか)
第5章 官公労のスト権奪還闘争、争議行為と刑事罰
第6章 部落解放同盟の暴力、利権とのたたかい
第7章 毛利与一先生、佐伯千仭先生に学ぶ
第8章 日弁連での刑事立法への取組み
第9章 自由法曹団の活動について
著者 無罪判決等一覧表
著者 年譜

 

ERCJ選書4『一路――法曹の世界を生き抜く』
 
環 直彌(著)、石塚章夫(インタビュアー)、発売:日本評論社、2019年、価格1,540円(本体1,400円)
日本評論社 Amazon

本書では、著者が古稀を迎えた折に聞き取った録音を文章化し、また資料として論稿や裁判記録等を収録しています。あるときは特捜部検事となって時の内閣を総辞職に追い込み、あるときは裁判官となって戸別訪問禁止違憲判決を言い渡し、またあるときは弁護士となって中国人の戦後補償裁判の原告弁護団長を務めた。法曹三者をすべて経験した環氏の、確かな一本の筋が通っているその生き様をご一読下さい。

『一路』目次
第1章 大学卒業まで
第2章 検事任官・横浜地検時代
第3章 東京地検時代
第4章 弁護士へ
第5章 裁判官任官
第6章 横浜地裁へ
第7章 世界司法官会議とニューヨークでの逸話
第8章 東京高裁・大阪高裁時代
第9章 再度弁護士へ
第10章 生き方を貫くもの
資料

 

ERCJ選書3『気概――万人のために万人に抗す』
 
小田中聰樹(著)、川崎英明・白取祐司・豊崎七絵(インタビュアー)、発売:日本評論社、2018年、価格1,540円(本体1,400円)
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著者が傘寿を迎えられた機会に、小田中刑事法学の軌跡を、著者の人格を育んだ生立ちを含むパーソナル・ヒストリーとして率直に語っていただき、記録化しました。巻末には最近の論稿3編が収録されています。憲法的思考を貫く人権と民主主義の小田中刑事法学の軌跡を知り、学ぶことは、確かな視点と展望を与えてくれるでしょう。

『気概』目次
第一部 生立ちから研究者となるまで
 第1章 生立ち
 第2章 大学入学、そして学士入学
第二部 研究者として、大学人として
 第1章 東京都立大学時代
 第2章 東北大学時代
 第3章 専修大学時代
エピローグ 仙台で、今
最近の論稿と年譜

 

ERCJ選書2『守柔――現代の護民官を志して』
 
守屋克彦(著)、石塚章夫・武内謙治(インタビュアー)、発売:日本評論社、2017年、価格1,540円(本体1,400円)
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当法人の守屋克彦初代理事長(2018年ご逝去)が、裁判官として司法の独立と刑事・少年司法に専心し、護民官を目指し続けた、その足跡を語っています。日本の司法の歩みはどのようであったのか。裁判官たちは日本国憲法の期待にこたえてきたのか。裁判の現場に居続けた一裁判官の記録です。

『守柔』目次
第1章 裁判官になる――新任判事補として
第2章 初めての東京勤務――修業の続き
第3章 裁判官前史――私の生い立ち
第4章 法学部入学から司法修習生まで
第5章 司法修習生時代
第6章 札幌地裁室蘭支部へ――嵐の前
第7章 平賀書簡問題
第8章 二度目の東京家庭裁判所――司法の危機
第9章 東北管内での裁判官生活
第10章 大学人として、市民として
第11章 現在を生きる

 

ERCJ選書1『気骨――ある刑事裁判官の足跡』
 
石松竹雄(著)、安原浩(インタビュアー)、発売:日本評論社、2016年、価格1,540円(本体1,400円)
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この書籍は、石松竹雄元裁判官が自身のライフヒストリーを、裁判官を志すきっかけとなった網田覺一元裁判官の生き方と重ねながら語ったもので、インタビュアーは当法人の安原理事が務めています。刑事裁判を生き抜いた2人の「気骨の裁判官」の足跡を、ぜひご熟読下さい。

『気骨』目次
第1章 プロローグ――網田さんと筆者との出会い
第2章 生い立ちから司法修習生となるまで
第3章 筆者が知るまでの網田さんの主要な経歴
第4章 司法修習生時代の筆者と網田さん
第5章 判事補時代を中心とした裁判官生活――釧路地家裁勤務まで
第6章 釧路地裁から大阪地裁へ――網田裁判長の部の陪席へ
第7章 単独事件部裁判官から司法研修所教官へ
第8章 三度目の大阪地裁勤務
第9章 大阪高裁刑事部へ
第10章 裁判官懇話会
第11章 弁護士としての網田さんと筆者
第12章 余論

 


 
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